ラジオ波ってなに?
オリンピック選手やプロ野球界でも使用されている「ラジオ波治療」ですが、一体何なのか、知らない方のほうが多いかと思いますのでご説明いたします。
Q.ラジオ波とは
治療院などの医学分野で利用されているラジオ波は300Khz~6Mhzの高周波のことを指します。電波はその周波数から低周波・中周波・ラジオ波・テレビ波・マイクロ波などに分類されます。
Q.どんな作用か
ラジオ波は体の深部を温めることを目的にしています。細胞を振動させ、その振動による摩擦で熱を発生させます。到達深度はおよそ9センチともいわれています。肩こりや腰痛でいうと、深部に凝り固まった筋肉を温め、ほぐしていくというイメージです。マッサージでは刺激しづらい深さのところを刺激していきます。専門家が扱い、身体に良い作用を与える範囲で設計されていますので安心して使用できます。
Q.どんなときに使う?
ラジオ波温熱そのものは10年以上前からエステ業界などで、主に脂肪を燃やして痩せる目的で幅広く使われています。
それが近年になって慢性的な痛みの治療や、ケガの予防、スポーツコンディショニング、アスリートのアフターケア、関節の可動域を拡大させパフォーマンス向上 などのために使われます。病院や接骨院でも使われることが急増されています。
最近ではオリンピックのマルチサポートハウスに常備されたり、プロ野球の各球団で使用されたりしています。
当院では、肩こり腰痛、寝違えた後の首の痛み、ぎっくり腰の後の治療、膝の痛み、具体的な例でいうと野球のピッチャーの肩に投球前後に使用し、関節の可動域を上げたりという目的で使用しています。